決算書類は一般的に以下のものをいいます。

貸借対照表(B/S)

損益計算書(P/L)

株主資本等変動計算書(S/S)

キャッシュフロー計算書(C/S)

今回は株主資本等変動計算書です!

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株主資本等変動計算書って?

株主資本等変動計算書とは、その名のとおり貸借対照表の純資産の部が
会計年度中にどれだけ変動したか、と、その変動要因を表す決算書類です。
Statements of Shareholders Equityの頭文字をとって、S/S(エスエス)
と呼ぶこともあります。

資本金や利益剰余金など、それぞれの項目がどのような要因で
増減したかが記載されます。
ヨコの列が項目、タテの列が変動した原因です。
言葉ではわかりづらいと思いますので、イメージ図をご覧下さい。

株主資本等変動計算書

一番上の項目は、貸借対照表の右下、純資産の部の項目と一致します。
イメージ図は、説明のため期首、期末の金額が0円で、
期中の金額の動きが全く無いものも入れてありますが、
実際作るときは、こういった項目は作らなくても大丈夫です。
(イメージ図で言えば、資本準備金やその他資本剰余金など)

株主資本等変動計算書は、2006年の新会社法の施行により導入されました。
商法では、資本の部(今で言う純資産の部)の
各項目は定時株主総会で動かすものでした。
しかし、新会社法では期中でも動かすことができるようになったため、
期中の動きを把握する必要がでてきたのです。

株主資本等変動計算書の作り方

作り方は非常に単純です。
まず、期首残高は基本的に前期末の貸借対照表の純資産の部の
金額を入れます。

次に、変動した原因の欄にそれぞれ金額を入れていきます。
イメージ図の例では、期中に新株を発行して資本金を増やしたため、、
ヨコ列「資本金」、タテ列「新株の発行」の欄に金額を入れます。
また、株主に配当金を支払ったので
ヨコ列「繰越利益剰余金」、タテ列「剰余金の配当」の欄に配当した金額を入れます。
繰越利益剰余金は、当期純利益の分だけ増えます。
したがって、ヨコ列「繰越利益剰余金」、タテ列「当期純利益」の欄に
損益計算書の一番下の当期純利益の金額を入れます。

このように、期中の取引を入れ終わったら、
一番下の「期末残高」の金額と当期末の貸借対照表の純資産の部の金額を比べましょう。
それぞれの項目が一致していなければ、どこかに間違いがあるということなので、
入力漏れや重複、エクセルの計算式ミスなどを疑う必要があります。

まとめ

株主資本等変動計算書は、貸借対照表の純資産の部の変動金額、その要因をあらわす。

株主資本等変動計算書の期末残高は、貸借対照表の純資産の部と一致する。

いかがでしたでしょうか?
株主資本等変動計算書を見れば、利益を何に使ったかが一目瞭然です。
ただ、社内でこれを活用するかと言われると、
個人的には貸借対照表、損益計算書ほど活用していないというのが現状です。
もし、こんな使い方がある!こう使えば便利!ということがありましたら、
是非ご連絡下さい!

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