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志望動機に説得力を持たせる3ステップ!5年後10年後を見据えよう!

転職するうえで必ず壁になるのが志望動機。

安定しているから、給料が上がるから、家が近いからなどという正直な理由はなかなか言えません。

かといって、「御社の技術力に惚れました」とか「御社の商品を使ってみて感動したから」とかいう理由を言ったところで、「だから何なの?」と返されればおしまいです。

さて、志望動機はどのように作っていくのか見ていきましょう。

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”dog.JPG” name=”いぬ”] 志望動機って、自分にとってその会社がどれだけ合ってるかを言えばいいんだよね?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”cat.JPG” name=”ねこ”] うーん、それも一つの要素だけど、それだけじゃないんだ。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”dog.JPG” name=”いぬ”] え、そうなの?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”cat.JPG” name=”ねこ”] うん。
だって、ちょっと考えてごらんよ。
メーカーなら「技術革新が素晴らしく、自分も新しい挑戦をしたくて御社を志望しました」なんて、一見よくありがちな志望動機だけど、技術革新をしているメーカーなら他にもたくさんあるよね?
というか、していないメーカーなんて一つもないよね?
だったら、別に「うちじゃなくてもいいんじゃない?」なんて意地悪な質問が来るかもしれない。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”dog.JPG” name=”いぬ”] ああ、確かに。
じゃあ、どうすれば?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”cat.JPG” name=”ねこ”] まずは、いぬ君が何をやりたいかをはっきりさせよう。何ができるかでもいい。今の自分の軸を決めるんだ。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”dog.JPG” name=”いぬ”] 自分が何をしたいか、何ができるかか。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”cat.JPG” name=”ねこ”] それを決めたら、それが実現できる会社という軸で志望理由を考える。
例えば、最初の工程から最後の工程まで関われるという仕事軸でもいいし、教育体制が整っているという福利厚生でもいい。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”dog.JPG” name=”いぬ”] でもそれって、僕の言ったことと変わらないんじゃ…?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”cat.JPG” name=”ねこ”] うん。だから、自分のやりたい軸と会社の軸を組み合わせるんだ。
もっと言うと、メインは自分軸。
自分はこんなことができて、将来はこうなっていたい、こういう仕事がしたい。
そして、その会社が必要条件を満たしている。
っていう組み立てにするといい。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”dog.JPG” name=”いぬ”] ストーリー仕立てにする感じだね。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”cat.JPG” name=”ねこ”] そうなんだ。
いぬ君だけのストーリーを語れば、それが唯一の志望動機になるんだよ。[/speech_bubble]

ステップ1 転職先で何がやりたいのか


志望動機を熟考することは履歴書作成や面接対策だけでなく、転職活動そのものを成功させるカギとなります。

まず「転職先で何がやりたいのか」をじっくりと考えましょう。

今の職場ではなぜそれができないのか、なぜその転職先でなければダメなのか、他の会社でもできるのではないか、などあらゆる角度から考えてみてください。

その自問自答に対して、一つ一つ具体的な答えを用意しましょう。

これはそのまま面接のシミュレーションにもなりますね。

面接では様々な質問をされますが、これは結局「どのような形で会社の利益に貢献してくれるのか」ということをあの手この手で確かめようとしているとも言えます。

どんな聞かれ方をしたとしても、面接官が何を知りたいのかを理解して、それを満たすような答え方を心がけましょう。

聞かれたことをはぐらかすような見当違いな答え方をすると、その内容がどんなに立派だったとしてもよい評価にはつながりません。

ステップ2 5年後、10年後の将来どうなっていたいのか


次に考えることは「将来どうなっていたいのか」です。

1年後、3年後と区切りながら10年後ぐらいまでを想定して目標設定をしてみましょう。

この場合のポイントは、仕事内容と絡めて具体的に答えることです。「1年後は〇〇の知識をしっかりと身に着け、3年後には高齢者向けの商品開発に関わりたいと思っています。」など、今の段階で想定できる将来像をしっかりと言語化できるようにしておくといいですね。
自分のキャリアをストーリー仕立てで説明できるようにしましょう。

そのためには志望先の業種や業界での立ち位置をしっかりと確認しておくことが大切です。

あまりにも突拍子もないこと言ってしまうと、「本当にうちの会社のことを分かって志望しているのか?」とかえってマイナスの印象を持たれてしまうかもしれません。

今の自分が転職後にはどう成長して、どんな活躍ができるのかを具体的にイメージできると転職活動はスムーズに進みますよ。

ステップ3 転職先のどこに惹かれたか


転職先の会社のどこに惹かれているかと聞かれることもよくあります。これは質問の形を変えた志望動機と捉えればよいでしょう。

「転職先で何がやりたいのか」を述べ、「それを実現させる環境があるところに惹かれて御社を志望している」とつなげると答えに一貫性が生まれ、納得してもらえる答えとなりますよ。

実際には仕事内容よりも給与や福利厚生面に惹かれて志望するケースもあるかもしれませんが、それを一番の理由に持ってくることは印象がよくありません。

あくまでも仕事面でのやりがいや整った職場環境に惹かれたという面を前面に出すようにすると好印象ですよ。

ここで注意しなければならないのは、なぜそう思ったのかを説明できるようにすることです。

もし、「御社の〇〇事業に惹かれたので志望しました。」と聞いたところで、「具体的にどんなところに?」「では、その事業を今後どのようにしていきたいですか?」などと、さらに掘り下げられたら答えられない…。

それではいけませんが、実際、往々にしてあるのではないでしょうか?

大切なのは、自分が何をしたいかをまずは決めておいて、それからその希望を満たせるであろう会社を探すことです。

まとめ

転職の志望動機は、まず、何がやりたいか、何ができるのかを明確にします。
そして、それを軸に将来どうなりたいかを決めます。
これらを実現するために応募先会社が適している、という組み立てが一番きれいです。

ストーリーとして一貫性が出ていると、面接官も納得してしまうのが人情というものです。

ぜひ、自分軸と会社軸で、あなただけの志望動機を組み立ててくださいね。

とはいっても、自分の志望動機は本当に相手を納得させられるのかが不安だ、という場合は人に聞いてもらうとよいでしょう。

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