リクナビやマイナビといった転職サイトや、リクルートエージェント、DODAなどの転職エージェントサービスは基本的に無料で利用できますので、転職に関する費用は意外と見落としがちかもしれません。
しかし、細かく見ていくと、交通費や履歴書、職務経歴書といった小さなものから、スーツ、靴、さらには引っ越し代など、意外と費用がかかるもの。
転職したら貧乏になりました、ではよろしくないので、費用のことは頭に入れておいて損はありません。
今回は転職に関する費用についてお話します。
転職には費用がかかる
転職活動にはスーツや小物を新調したり、交通費や引っ越し代など意外と費用がかかるものです。
これは転職活動における盲点かもしれません。
転職を意識し出したら、ある程度の出費を見込んで転職資金を準備し始めましょう。
現状の給与や待遇に不満があるからこその転職かもしれませんが、全く貯金ゼロのまま転職活動を始めてしまうと途中で立ち行かなくなる恐れも出てきます。
スーツや靴
転職活動に際して新しいスーツや小物、靴などを新調すべきかどうかは迷うところですが、できれば1着は新調しておきたいものです。
日々スーツを着て出勤している人であればわざわざ買う必要はないかもしれませんが、スーツや靴というものはどうしても時間の経過とともにくたびれてくるものです。
またカジュアルな服装でOKな職場や制服のあるような場合には、学生時代のリクルートスーツしか持っていないという場合もあるかもしれません。
転職に対しての覚悟を決める意味でも、勝負服として1着揃えておくと心に余裕が生まれますよ。
交通費
転職活動で意外と出費が多くなりがちなのが交通費です。
転職フェアに出かけたり、転職エージェントの面接に行ったり、実際に企業に出向いたり、その度にかかる交通費は積もり積もると結構な額になります。
住んでいる地域にもよりますが、仕事をしながらの転職活動は時間との勝負ですから、主な移動手段は電車になるでしょう。
しかし仕事が終わってから面接に出向くような場合、どうしてもタクシーで行かないと間に合わない、などということもあるかもしれません。
また地元にUターンしての転職を考えている場合には新幹線や飛行機代がかかるケースもあるでしょう。
交通費はどうやっても節約することができない出費です。
しっかりと計算に入れておくようにしましょうね。
引っ越し
今よりもかなり好待遇の職場に転職が決まったものの、他県に引っ越さなくてはならなかったり、福利厚生面が整っている会社に転職が決まり、社宅に入れることになったり、転職には引っ越しが伴うことも多くあるものです。
絶対に引越しをしなくて済む転職先と最初から線引きしておけば話は別ですが、そうすることでチャンスはグッと狭まってしまいます。
どちらを優先させるかはあらかじめはっきりとさせておきましょう。
もし引越しも覚悟の上での転職の場合には、引越し費用も貯めておく必要があります。
荷物が少ない一人暮らしであれば引越し費用はさほどかかりませんが、新しく引っ越す先の家賃が今より上がることもあれば、敷金礼金などで一時的に出費がかさむこともあります。
引っ越しは、引っ越しラクっとNAVIで見積もりを取ることをおすすめします。
私自身の経験から断言できます。
はっきり言って、ここ以外は使う理由がありません。
よくある引っ越し一括見積サイトなのですが、他と違うのが引っ越し会社からの電話がないこと。
通常、一括見積サイトで登録をすると、登録した瞬間から電話がひっきりなしに鳴り続けます。
夜中であろうが早朝であろうが、お構いなく、です。
事実、私は午前2時頃に登録をしたのですが、登録した瞬間に電話が来ました。
しかし、引っ越しラクっとNAVIでは、そのようなことがありませんでした。
一度、引っ越しラクっとNAVIのご担当者に引っ越し内容を伝えれば、あとは引っ越し業者からの見積もりが、引っ越しラクっとNAVIのサイトにアップされるので、自分の都合で連絡をとればよいです。
まさに、転職エージェントと同じようなサービスですね。
転職後の引っ越しは本当に慌ただしいです。
正直、いちいち業者と打ち合わせをして相見積もりを取っている暇はありません。
私自身の経験から、ぜひこちらを利用することをおすすめします。
退職後の転職活動は特に注意
在職中に転職活動をするのであれば、そこまで重荷にはならないかと思います。
これらの費用は一過性のものなので、月々の給与がよほど低くはない限りまかなえるためです。
問題は退職してしまってから転職活動をする場合。
転職活動は3ヶ月~6か月程度かかるのが普通です。
この期間中に収入が途絶えてしまうのは経済的に非常にきついです。
また、ブランク期間ができてしまうことで、今後の転職が不利になることも考えられますので、できる限り在職中に転職を決めるのがよいでしょう。
もしくは、長期の転職活動に耐えられる程度の貯金が必要です。
まとめ
転職には、交通費や服、小物などの細かい費用から、引っ越しのような大きな費用がかかります。
転職サイトや転職エージェントサービスが無料とはいえ、その他の費用が積み重なれば出費はかなりのもの。
費用を抑えるためにも転職すると決めたら、できるだけ短い期間で転職を決めたいものです。
特に、今の仕事を辞めてから転職活動をしている場合は要注意!
収入が途絶えた状態で転職活動を続けるプレッシャーはかなりのもの。
早く転職できるように対策を練るべきです。
転職活動を早く終わらせるには、私自身の経験から、転職エージェントサービスを利用することを強く推奨します。
求人情報紹介、職務経歴書や履歴書の添削、試験日程の調整、面接対策、年収交渉といった転職に必要な全てのサービスを提供してくれます。
随時アドバイスも受けられますので、一人で転職活動をするよりも圧倒的に効率が上がります。
どの転職エージェントサービスがいいか迷ったら、まずは業界最大手のリクルートエージェントに登録することをおすすめします。
私自身もリクルートエージェントに登録して転職を成功させました。