転職を考える上で大事なことに、業種や職種を変えるか変えないか、があります。

全く同じならこれまでのキャリアを生かせるのですが、逆であれば転職の難度はグッと上がってしまいます。

今回は、業種、職種の考え方についてお話しします。

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異業種か異職種か?

一番スムーズにいく転職は同業種・同職種の転職です。

例えば医療機器メーカーの営業から、別の医療機器メーカーの営業職に転職する場合などがこれに当たります。

次に成功しやすいのは、異業種・同職種の場合です。

これは、医療機器メーカーの営業から、食品メーカーの営業職に転職する場合などです。

業種としては未経験でも「営業」という職種が共通しているため、これまでの営業ノウハウを生かすことができます。

私自身もこのパターンで、管理部門から管理部門への転職をしました。

このケースであれば、食品だけでなく医療的な知識にも詳しい即戦力として大いに期待されるかもしれませんね。

同業種・異職種の組み合わせは思ったよりも大変ですが、業種への基本的な知識がある分、アドバンテージはあるといえます。

「医療機器メーカーの営業から、同業種の経理」などへの転職がこれにあたります。営業職として働いてきたが、実は経理面に非常に興味がありこれを専門的にやってみたい、というような志望動機であれば転職活動においてはプラス面に作用します。

とはいえ、同業種・異職種は社内異動でまかなう会社も少なくないので、転職の難易度は高いです。

一方で、例えば「医療機器メーカーの営業」から「食品メーカーの経理」といった異業種・異職種は前職の経験がほとんど生かせないため、かなり困難と言えるでしょう。

また採用する側も、こうした応募者に対してはかなり突っ込んだ志望動機を聞いてくることが予想されます。

いずれにしても初めての環境で働くことに変わりはありませんので、どんな組み合わせにしても研究が必要であることは言うまでもありませんね。

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年齢が上がれば上がるほど不利

一般的に転職は年齢が上がれば上がるほど不利と言われています。

特に異業種や異職種を目指す場合は、早いうちから対策を練っておくべきです。

例えば、可能であれぱ普段の仕事で、目指す異職種、異業種でもマッチするようなスキルを磨いたり、単に情報収集だけでもしておくと良いですね。

求人情報を見ても20代の求人数は多いのに30代以上はグッとその数が減る傾向がみられます。

管理職のヘッドハンティングのような転職であれば話は別ですが、新卒で入った会社を1~2年で退職して転職する場合と、10年働いた会社から転職する場合とでは、年齢的には10歳程度開きがあるわけですから、初めての転職と言ってもだいぶ事情は異なりますね。

若い人が好まれる理由としては、長く働いてもらえること、飲み込みが早いこと、発想が柔軟なこと、などがあげられるでしょう。

特に長く働いてもらえるということは意外と重要視されています。

終身雇用制度がだいぶ崩れてきているとはいえ、やはり一つの会社に忠誠を誓い長きに渡り貢献する、という姿勢が美徳とされる風土が日本には根強く残っているんですね。

転職をしたいと考えているなら1歳でも若い方が有利です。

迷っている間にも歳を取っていく事をお忘れなく。

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まとめ

異業種や異職種への転職は、組み合わせによって難易度が変わります。

同業種・同職種が一番スムーズにいくのは明白です。
次いで異業種・同職種。
営業から営業、総務から総務、経理から経理といった具合です。
私自身も異業種・同職種で転職しました。

同業種・異職種は出来なくはないですが、社内異動でまかなうことも考えられ、難易度は意外と高いです。

異業種・異職種は言うまでもなく、難易度は非常に高いです。
よほどキャリア転換を志望しない限りはおすすめできません。

私たちは、どのようなキャリアを積んでいきたいかによって業種や職種の選び方が変わってきます。

キャリアについては、プロである転職エージェントに相談することを強く推奨します。
私自身も転職エージェントに相談することで、転職を成功させました。

転職エージェントサービスは完全無料で、非公開求人情報の紹介、職務経歴書や履歴書の添削、面接対策、試験日程調整、年収交渉など、転職に必要なありとあらゆるサポートをしてくれます。

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私自身、リクルートエージェントに登録して転職を成功させました。

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