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経理の転職で質問されることは?管理人の面接経験を紹介します!

経理の転職でよく質問されると思われることを、管理人の経験をもとにご紹介します。

経理の転職を初めてするんだけど、どんなことを聞かれるのかわからない・・・という方は多いと思います。
どんなことを聞かれたのかが事前にわかれば対策のたてようもありますよね?

今回は、経理から別の会社の経理に転職をした管理人が聞かれた質問をピックアップして、具体的に説明していきます。
参考にして、経理の転職を成功させてくださいね。」

ただ、よくある、志望動機や自己PRなどの決まった質問はのせておりませんのでご了承ください。

何をやってきて何ができるのか?

転職で必ず聞かれるのがこの質問。

採用する側は、まずはあなたの経験とスキルを把握しておく必要があるためです。
ここであなたの経験とスキルを最大限にアピールしておきましょう。
経理の場合は、良くも悪くも専門性が高い部署ですので、共通言語のようなものがあります。
特にスキルや経験の部分では、どの業務がどのくらいのレベルにあるか、ということはある程度わかってしまいます。

例えば、伝票を切っていた、というだけでは、スキルはそんなに高くないのでは?と思われたり、親会社で連結決算をやっていました、という人だったらけっこうレベルが高いのでは?と思われたりします。

基本的には、できること(スキル)を箇条書きで伝える→経験を掘り下げるという流れです。

管理人も使ったおすすめのアピール方法は、募集要項に書いてある内容をできる限り網羅すること。
これは、リクルートの転職研修でも教えていることで、マッチングとよばれます。

募集要項とあなたの経歴がマッチしていれば、採用側も「この人はウチに必要な人材だ!」と思うわけです。

会計システムは何を使ったことがあるか?

経理の仕事と切っても切れない関係にあるのが、会計システムです。

会計システムは、

があります。

当然ですが、転職をする場合は転職先の会計システムを使ったことがある、という方が断然有利です。

なぜなら、採用側は会計システムの使い方を0から教えなくてもいいためです。

中途採用を受け入れるのは、ほとんどの場合即戦力が欲しいので、正直なところ仕事を説明する手間はできるだけ省きたいという考えがあります。

例えば、あなたが株式会社あらたに転職を考えているとしましょう。

会計システム導入事例を調べると、あらたの会計システムはOPEN21です。

ということは、もしあなたがOPEN21を使ったことがあるなら、その分ポイントが高いわけです。
実際に管理人も前職と転職先で使っている会計システムがたまたま同じだったので、そこをアピールしました。
あとで聞いたところ、効果は絶大で、その部分を大変評価してもらえていたようです。

ですから、企業調査の段階で「(転職先会社名) システム 導入事例」などで検索しておくと良いですよ!

キャリアパスはどう考えている?

よく、5年後10年後にあなたはどうなっていたいですか?という質問例が、面接の本などに載っていますが、まさにそれです。

管理人は、「まずは転職先の事業内容を把握する。そのうえで経理の実務経験を積み、経理部長を目指す。将来的には経営に携わりたい」というような内容を回答しています。

まぁ、大変難しい質問ですし、この先自分がどうなっているかなんて正直わかりません。
とはいえ大事なのは、目標をもって仕事をしているか?ということです。
特に目標もやりたいこともなく、言われたことだけをやっているだけでは成長はしないですし、会社としても悪い言い方をすればお荷物になってしまう可能性が高いです。

ですから、今自分が勉強していることや将来やってみたいことをできるだけ具体的に列挙してみて、それをわかりやすく伝えましょう。

営業職になっても大丈夫?

経理関係の転職では意外と耳の痛い質問です。
経理一筋!という人は、割とお客さんと関わるのが苦手…という人が多いのも事実です。
管理人はモロこのタイプです。

ですが、面接では本音半分、建前半分で答えました。
「経理の仕事をしているだけでは、会社の仕事の半分しかわかりません。将来、経理の経験をもって経営にかかわるとしても会社全体のことを知っておく必要があることは認識しています。ですから、営業職になったとしても職務を全うします。」というような内容を答えています。

ですが、実際は経理職を募集していて、すぐに営業に配属されるということはよほどのことが無い限りないと考えられます。
管理人も転職してからずっと経理です。
ですが、いつでも異動になってもいいような心構えはしています。
何事も経験です。

資格を取っても役に立たないのでは?

ちょっと意地悪な質問かもしれませんね。

管理人は、転職に向けて資格の勉強を頑張っていたのですが、そこをアピールしたときに聞かれた質問です。
もちろん、資格は持っているだけでは意味がありません。
経理も例外ではなく、簿記などの試験内容と実務の世界ではやっぱりちょっと違います。

ですが、資格が全く役に立たないのかというと、そんなことは絶対に無いです。

資格を取ったり、勉強をするメリットは知識を網羅的につけることができる、という点です。

実務だけをやっていると、自分の担当のところだけしか知識がつかなかったり、幅広くやっていても自社には関係のない処理なんかが必ず出てきます。

例えば、為替差損益の処理。
為替差損益は、自社が持っている外貨のレートと取引時点の外貨のレートで、差があったときに出てくる勘定科目です。

現職では海外取引は全くやっていなかったので、為替差損益が関係なくて、その存在もよく知らなかったという人でも、簿記の勉強をしておけば「そういう処理がある」ということを知ることができます。

管理人はこういう意味で「資格自体は持っていればよい、というものではありませんが、網羅的な知識を習得するためには必要なことですので、勉強は無駄ではないと考えます」というような内容を答えました。

経理は攻めと守りどっちだと思いますか?

経理の仕事の真理を突いた質問です。

攻め・守りのどちらに偏ってもいけないのは当然のことですよね。

管理人は「もちろん両方大事です。攻めの部分では数字の面から会社の状況を分析し、売上向上、原価低減、費用削減等有効な打ち手を提案するべき。守りの部分では知識を常にアップデートし、正確な会計処理を心がけなくてはなりません」といった内容を答えています。

我ながら稚拙な回答とは思うのですが、経理の仕事はこの2点に集約されると思うのです。

まとめ

経理の転職で質問されることについてご紹介しました。

面接で質問されることは、経理の場合、きわめてオーソドックスです。
管理人の受けた面接の中では、ネットでよく話題になる奇をてらった質問はされたことはありませんでした。
これは、日系、外資系ともにです。

ですから、経理の転職をする場合は、あなた自身の経歴や仕事に対する考え方をしっかり棚卸して、相手に伝えるようにしましょう。

そのうえで、転職先の企業の募集要項にどれだけ自分がマッチしているかをアピールします。

会計システムの導入事例やその会社の方針、イベントなどはネット上で検索すると色々出てくることがあります。
それらをちゃんと調べて、面接の場で伝えると高得点の可能性があります。

もし、転職が不安であれば、転職エージェントサービスに登録することをおすすめします。
管理人は登録して転職を成功させました。

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詳しくは関連記事を読んでいただけると嬉しいです。

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