書類選考が通ったらいよいよ面接です。

話すのが苦手でなかなかうまくいかなかったり、事前の準備が大変だったりと転職活動で最もエネルギーを使うのがこの面接でしょう。

今回は面接の心構えについて最低限押さえておきたいところをお話しします。

  • プレゼンと割り切る
  • 準備が大事
  • 伝えるべきことは?
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面接は自分のプレゼンの場と心得る


転職を前にして希望や夢で心が弾む反面、緊張や不安から中々物事が手につかないという方も多いことでしょう。

特に面接は転職するにあたって、とても重要なポイントになります。

ここで自分を上手にプレゼン出来るかどうかが、今後の勝負の分かれ目になるといっても過言ではありません。

書類審査を通過したあとの面接は、企業と自分とのファーストコンタクトとなるので、ここでいかに好印象をあたえるかが何より大切なのです。

面接は単なる受け答えの場ではありません。
面接官の質問に対して、一問一答を繰り返すだけでは好印象を与えることは難しいと言えます。

面接では、私たち転職者は「商品」になりきらなくてはなりません。

もしあなたが商品をお客様に売るとき、単に質問に答えるだけで売れるでしょうか?
まぁ、よっぽど画期的だったり、素晴らしい商品であればそれでも売れることはあるでしょう。

面接に話を戻しますと、そのような人は引く手あまたの「超エリート」なわけです。

私たちのような大多数の普通の人はそうはいきませんよね?

よくある商品であるなら、「この商品は、他社製品にはない独自の機能があります!」、「お客様のこんな悩みを解決できます!」というようにその商品独自の良さをアピールするべきです。

ですから、面接では「自分はこの分野では誰にも負けません!」という強みや、「私の経験は御社の〇〇という業務に生かせます!」といった自分を雇うメリットをアピールする必要があるのです。

落ちる人は面接対策をしていない


面接を受けるにあたって重要なポイントはいくつかありますが、まずは面接に対しての備えを事前にきちんとしておくことが大切です。

「自分は人前で話すのが得意だから大丈夫!」という感じの出たとこ勝負では、思うような結果が出ないのもまた面接の難しいところなんですね。

確かに自分をアピールするだけなら、それほどの準備はいらないでしょう。

今までの経歴、得意だった学校の科目や趣味、その程度のことであれば、すぐにでも話すことが出来ます。

しかし「この会社に入って何がしたいか?」、「この会社に惹かれた理由は何か?」という質問に対しては事前にリサーチしておく必要があります。

ここであいまいな受け答えしか出来なければ、「志望動機が甘い」とみなされ、マイナス評価となってしまうので気をつけましょう。

自分では好印象をあたえているつもりでも、結果として不採用が続くのは、このような事前の面接対策の不備によるものがほとんどです。

最低限、以下のことは必ず準備しておくべきです。

  • 自分の強み、弱み(自己PR)
  • 今までの経歴
  • 退職理由
  • 仕事で成功させたこと
  • 失敗を乗り越えたこと
  • その会社の志望動機
  • その会社の業務内容
  • その会社のHPを見ておく

また、「会社名 ニュース」「会社名 事例」「会社名 システム導入」などといったキーワードで検索すると付随するいろいろな情報を得ることができます。

その会社がどんな活動をしているのかわかることがあるので、話すネタも増えるし、良く調べている、という評価を得ることができて一石二鳥です。

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伝えること、伝えなくてもいいことを明確に

自分のことをよく知ってもらいたいとの思いから、面接で色んなことを話す人がいますが、あえて伝えなくていいことは伝えなくていいのです。

別に面接で嘘を言えといっているのではありません。

例えば面接官は「何故、以前の会社を退職したのですか?」という質問は必ずしてきます。

ここで「人間関係が上手く行かなかったから・・」などと答えてしまうのはよくありませんね。
仮にそれが本当の退職理由だったとしてもです。

どこに転職しようが、人間関係の悩みはついて回るものです。

下手に本音を話して「こらえ性がない」と思われるくらいなら、「御社の業務内容のほうが今までの会社よりもさらに自分の能力を高められると思ったからです!理由は~・・・」というような前向きな退職理由を述べたほうが好印象を与えることができます。

面接では好印象を与えるのが目的と言っても過言ではありません。
ですから、特に理由がない限りはネガティブな情報は伝える必要はありません。

ネガティブな情報は、ポジティブな情報に言い換えて伝えるべきです。
例えば、優柔不断→慎重、あまり考えないで動きがち→行動が早い、などがあります。

このように伝えること、伝えなくてもいいことをよく事前に振り分けておいたり、ポジティブに言い換えるとどうなるかを考えておくことも、面接を成功させるコツといえるでしょう。

まずはとにかく、好印象を与えることを第一に考えましょう。

まとめ

面接が苦手、という人は本当に多いです。
難しい質問が来たらどうしよう、上手く答えられなかったらどうしよう・・・などと不安は尽きません。

しかし、自分の長所をアピールする場所、と割り切って考えてしまえば、あとはどれだけ事前準備ができるかにかかっています。

最低限聞かれるであろう質問に対する答えは用意しておいて、その中で話すべきこと、ネガティブなものがあったらポジティブに言い換えておきましょう。

また、模擬面接をしておくことも大変効果的です。

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