転職活動を思い立ったものの、流れがわからない!

全体像が見えないと、スケジュールの立てようがないですし、何よりも自分が転職活動のどの位置にいるのか不安ですよね。

今回は、転職活動の流れと注意点をご説明いたします。

ぜひ転職活動スケジュールの参考にしてください。

スポンサーリンク

転職に必要な流れと期間


転職活動の流れや必要となる期間は新卒者の就職活動と違って人それぞれ異なるため、初めて転職をする方は不安を感じてしまいますよね。

そこで、基本的な転職の流れと必要になる転職活動期間を参考にして、自分ならどの程度の期間が必要になるのかなどを考えてみましょう。

転職活動の一般的な流れは、

・自己分析
・職務経歴書、履歴書の作成
・求人情報の収集
・筆記試験、面接
・今の仕事の引継ぎ
・退職手続き
・転職先入社

です。

自己分析

転職活動をスタートするにあたって自己分析やキャリアイメージなど、転職のカギとなる点をまとめたり決めたりします。
ここでは自分の強み、弱みをできるだけ客観的に分析します。

ただ、自分一人では難しいと思います。

ですから、思い切って家族や友人に聞いてみることをおすすめします。
その際、一言断っておいて、強み、弱みを遠慮なく指摘してもらうようにしましょう。

そうでなければ聞く意味がないですからね。

職務経歴書、履歴書の作成


強み、弱み等の自己分析が完了したら、次は書類の作成です。

職務経歴書は文字通り私たちの仕事の経歴を書くものです。
いつ、どんな仕事の担当になり、どんな成果をあげたか、を順序良く書いていけば作成ができます。

職務経歴書はただ単に時系列でやった仕事を書くだけではなく、成果の部分に力を入れるとよいでしょう。

なぜなら、職務経歴書は応募先企業の担当者も目を通すことになるためです。
ここでどんな仕事をしてどんな成果をあげたかがわかりやすく書いてあれば、「会ってもっと話を聞いてみたい」ともなるでしょう。
書類選考の通過率は約30%ともいわれています。
実際、私の上司達が「この人の経歴はイマイチだよね」などと話していることを聞いています。
現実はこのように厳しいです。

ですから、具体的な成果を書くことでイメージしやすくした上で、ちゃんと成果をあげられる人なんだ、と思ってもらうことが大事なのです。

求人情報の収集

求人情報を収集すると共に応募企業を検討して、絞り込んだら複数社に応募します。

応募先については、事前に必ずホームページ等に目を通して、その会社の概要、業務内容、強み、弱み、競合他社との比較等はしっかりとやっておかなければなりません。
面接で、「なぜ他社ではなくウチなのか?」ということを聞かれることが多いためです。

そこで、きちんと答えられないと、研究をしていない=やる気が無いとみなされてしまい、結果不合格になってしまうのです。

情報を制する者が転職を制すると言っても過言ではないので、情報収集は入念に行いましょう。

筆記試験、面接を受ける

筆記試験や面接ももちろん対策をしなければなりません。

筆記試験については、一般常識や時事問題について調べておきましょう。
面接では、志望動機や自己PRはもちろん、事前に分析した自分の強み、弱み、また職務経歴書の内容に基づいて想定問答を作っておきます。

特に、志望動機や自己PRは5分くらい話せるようにしておくと安心です。

私はこれらをノートに書きだして、暗記するくらいまで練習をしました。
自己PRは複数の会社である程度使いまわすことができるので、覚えておいて損はないでしょう。

今の仕事の引継ぎ、退職手続き、転職先入社

内定が得られたら現在の職場を退社して、転職先への入社の準備をします。

ここで意外と大変なのが、現在の仕事の引継ぎ。
自分の仕事の棚卸を行い、引継書を作って、後任の人に説明をしてできるようになってもらうには、思った以上に時間がかかるものです。
これは、日ごろの仕事中にまとめておくのがよいです。

退職は退職願を出せばよいのですが、万が一引き止めにあったら、よほどのいい条件でない限りは毅然とした態度で断るべきです。
退職の意志を示した以上、同じ会社に留まることは、針のムシロになってしまう可能性があるためです。
場合によっては報復人事のようなこともあり得ます。

転職の決意を固めて、内定まで勝ち取った以上は転職をするべきでしょう。

以上が、転職の大まかな流れになります。

では、こうした一連の流れに必要となる期間はどのくらいかというと、早い人なら約3ヶ月で遅くても半年程度で、平均的な転職活動期間は3~6ヶ月と言われています。
転職活動が長くなると焦りが発生して精神的に疲弊してしまうと、どうしても正しい判断力や決断力も鈍ってしまうので、転職活動は短期決戦と意識することです。
その為にも、いつまでに転職したいと決めて、どのように進めるかスケジュールを立てて計画的に行動することが大切になりますね。

スポンサーリンク

いつまでに転職したいかを決めよう

初めて転職をする方におすすめしたいのは、計画的に行動するために必要となるスケジュールを考える時には、まずいつまでに転職したいかを決めることです。

そしてゴールを決めたら逆算して活動をスタートさせる日を決めて、先の転職活動の流れに沿った内容で計画を立てることです。

それにより勢いで転職してしまうことや何となく転職を考えてしまうといったことを防げますし、様々なリスクを回避することにも役立ちます。

また転職活動を現在の仕事をしながらするとなれば、限られた時間で効率よく進めなくてはなりませんし、会社に退職の意向を伝えるタイミングも判断しなければなりません。

いつまでに転職したいかゴールを決めてから逆算してスケジュールを立てる方が、そうした判断を間違えませんし、退職時のトラブルを回避できるのでおすすめと言えます。

無計画で転職を焦って妥協したり、行き当たりばったりの状態で転職をしては、何度も転職を繰り返すことになる可能性も考えられます。

転職することは今後のキャリアプランや人生設計を左右する大きなチャンスなので、しっかりとしたスケジュールを立てリスクや心配を減らして専念することが大切ですね。

まとめ

初めて転職をする場合、どのように進めていいかわからない、というのが正直なところだと思います。

ただ、進め方はいたってシンプルで、この記事でお伝えした流れで進めることができます。
実際に私自身がそうでした。

進め方よりも重要なのは、自己分析や会社分析、試験や面接の対策、仕事の引継ぎといった、それぞれの段階をしっかりとクリアしていくこと。

そのために当サイトがお役に立てれば幸いです。

当サイトでは転職エージェントの利用を強く推奨しています。
私自身、転職エージェントに大変お世話になった経験があります。

転職エージェントは無料で登録でき、この記事でご説明したようなことを全て面倒を見てくれます。
面談を通して自己分析のお手伝いをしてくれたり、職務経歴書や履歴書の添削をしてくれたり、模擬面接をしてフィードバックをしてくれたり、転職先の情報をくれたり、年収交渉をしてくれたり、様々なアドバイス、サポートをしてくれます。
まさに至れり尽くせりです。

しかし、転職エージェントはたくさんあります。
おすすめなのは最大手のリクルートエージェント。
私も登録していました。

なんだかんだ言って、利用者や求人数は圧倒的に多いですし、サポートもしっかりしてくれます。
迷ったらまずは登録してみて、他の転職エージェントを併用するという使い方がよいでしょう。

リクルートエージェントに無料登録

>>その他の転職エージェントのランキングはこちらです。
是非ご参照ください。