だいぶ前になってしまいましたが、「老後の生活に2000万円必要」などというのがありましたね。
管理人もそれに触発されて、ではないのですが、投資に興味があったので、これを機会に始めてみようと思い、思い切って投資信託を始めてみました。

会社のお金は運用したことはあるのですが、自分のお金を運用するということはあまりなかったので、いろいろ調べながらの開始となりました。
投資を始めてみようという方の参考になれば嬉しい限りです。

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ネット証券会社口座を登録する

まずは口座がないことには始まりません。
その口座はどこに開けばいいか、ということですが、管理人が思うのはネット証券一択です。

繰り返します。

ネット証券一択です。

営業妨害と言われようが、ネット証券一択です。

その理由をご説明します。

営業トークを受けない

いろいろ理由はありますが、管理人はこの理由を一押しします。

投資を始めようとして、いろいろ調べて知識をつけたのなら、銀行の人と対話をしながら商品を選ぶのもよいでしょう。
しかし、何から始めていいかわからないから、とりあえず銀行に相談しよう・・・というのは避けるべきです。

銀行が何を売りたいかというと、手数料が高い商品です。
みんながみんなそうではないでしょうが、銀行側も商売です。
言い方は悪いですが、あなたが損しようが得しようが、銀行には何の関係もありません。

品揃えが豊富

こう言ってはなんですが、銀行は品ぞろえがショボいです。
銀行は多くて400件ほど、ネット証券は2,600件ほどです。
ネット証券とメガバンクでは、はっきり言って品ぞろえでは勝負になりません。

メガバンク

青のメガバンク
赤のメガバンク
緑のメガバンク

ネット証券

SBI証券
楽天証券

手数料が安い

ネット証券は、手数料が安いです。
投資信託は買付手数料や信託報酬がかかるのですが、ネット証券ではこの買付手数料が基本的に無料です。

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投資信託の買付手数料を教えてください。

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お知らせ
2019/12/16より、インターネットコースのお客さま(未成年口座、および法人口座含む)の買付手数料が無料となりました。詳細はこちら

楽天証券なら、全銘柄で買付手数料が無料!
楽天証券で取り扱うすべての投資信託の買付手数料が、12月16日付受付分より無料になります。
ブルベア型ファンドを含むすべてのファンドの買付手数料がスポット購入、積立注文に関わらず無料となりますので、お客様の選択の幅がさらに拡がります。
※ IFA(金融商品仲介業)のお客様は買付手数料無料化の対象外

銀行でも無料の商品はありますが、数えるほどしかありません。
しかも、品ぞろえのショボさもあり、投資対象となりうるものが限られてきます。

しいて言えば、投資信託の超人気商品「eMAXIS」「eMAXIS slim」シリーズを擁する三菱UFJ銀行が、銀行の中ではよいのではないかと思われます。

ネット証券の選び方

ここまでで、ネット証券口座がよいということはわかっていただけたかと思います。

では、どこのネット証券が良いのか、という疑問が出てきますが、管理人はSBI証券か楽天証券に開設すればよいと考えます。

理由は、品ぞろえとポイント還元です。
品ぞろえは上記の通りで、2,000以上の商品から選べるので、投資したい商品が無いということはないでしょう。

特徴的なのはポイント還元です。
SBI証券は、Tポイントが投資信託残高に対して一定の割合(0.01%~0.2%)で付与されます。
楽天証券は、楽天カード決済で投資信託の積立購入をした場合に1%の楽天ポイントが付与されます。

ポイント還元がお得なのは、圧倒的に楽天証券です。

楽天で買い物をすることが多いという方は楽天証券に口座を開設しておけば問題ないでしょう。

ネット証券の口座開設手順

ネット証券の口座開設はとても簡単です。

楽天証券を例にとってみましょう。
基本的には、本人の情報を入力して、本人確認書類をアップロードするだけです。
本人確認書類は、スキャナがなくても写真の画像ファイルでも大丈夫ですので、とても簡単です。

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どんな投資信託商品を買えばいいのか

さて、無事に口座が開設できたら、いよいよ投資をしていきましょう。
ネット証券では2,600以上の商品があるとご紹介しましたが、その中で投資するに値するのはほんの一握りです。

投資信託は基本的に、少額を継続して積み立てるというのがセオリーです。
その前提でご説明します。

手数料が安いもの

まずは、以下の二つの条件をおさえましょう。

  • 買付手数料が無料
  • 信託報酬ができるだけ安いもの(0.2%以下)

ネット証券は買付手数料無料なので、あとは信託報酬が安いものから選んでいきましょう。
この信託報酬はパーセンテージは低いですが、長期間の積立となるとバカになりません。

たとえば、投資金額が1,000万円だったとすると、0.1%違えば年間1万円違うことになります。
この1万円を大きいとみるか小さいとみるかは人それぞれですが、安いに越したことはないと思います。

株式、債券、RIETなどの投資先

これは個人の好みにもよるでしょうけれども、管理人の意見としてお話します。

管理人としては、株式をメインとして積み立てればよいと思います。
管理人は債券も少額ながら積み立てていますが、これは別にあっても無くてもよいかなと思っています。

株式は、日本株式、アメリカ株式、全世界株式、新興国株式などいろいろな投資先があります。
おすすめなのがアメリカ株式、その中でもS&P500に連動する商品です。

S&Pはアメリカの主要な会社500社の株価から計算された指数で、構成銘柄は、マイクロソフト、アップル、Amazon、フェイスブック、アルファベット(Google)、JPモルガン、ジョンソンエンドジョンソン、VISA、P&Gといった、そうそうたる企業が並んでいます。

「S&Pは順調に成長している」という理屈は抜きにしても、これらの銘柄はもはや世界のルールを作っている企業と言っても過言ではありません。
これらの企業に分散投資できるのが、S&Pに連動する投資信託商品の魅力です。

似たような商品に、「全世界株式」というものもありますが、これは文字通り先進国から新興国までをカバーする全世界の株式に投資をするものです。
しかし、この全世界株式を構成する銘柄の50%以上がアメリカ株式です。
その他は一桁%ずつだったりして、ここまでくると世界=アメリカでもいいんじゃない?くらいな勢いです。

というわけで、管理人は約80%をS&P連動、のこり10%ずつを先進国債券、日本株式で一定額を積み立てています。

まとめ

投資が流行っているので、管理人も満を持して投資信託を始めました。
実際、投資を始めるのにとてもいい機会だと思います。
ネット証券も手数料を下げてきていますし、情報もたくさん手に入ります。

興味がありましたら本記事を参考に、ネット証券の口座を開設して、あなたも少しずつ投資にチャレンジしてみてください。