税理士試験は、科目や年度にもよりますが、合格率は大体10%前後の狭き門です。
当然、ほとんどの受験生は落ちてしまうことになります。

そこで問題になってくるのが、2年目のリベンジに向けてどのように勉強するか、です。
一口に2年目といっても、同じ科目だけをもう1度勉強するのか、別の科目を加えて勉強するのかで負担が違ってきます。

今回は、そんな税理士試験2年目の勉強方法について、管理人の体験談を交えてご紹介します。

ちなみに、管理人がおすすめするのは、格安のスタディング税理士講座です。
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2年目の最適な勉強方法とは

管理人が考える2年目の最適な勉強方法は、ただひたすら問題を解くこと、です。
1年目でインプットは基本的に全て済んでいるはずですので、あとはいかにアウトプット=問題を解くかにかかってきます。

それに加えて、

  • 1年目で理解できていなかったことの復習
  • 本試験でできなかった問題の考え方を復習
  • 税制改正を理解して、問題を解く

を念頭に置いて勉強するとよいでしょう。

1年目で理解できていなかったことの復習

税理士試験は、範囲がとても広いので、1年目で全てを理解できるかというと、実際のところかなり難しいです。
管理人も仕事をしながらでしたので、うろ覚えの論点もかなり多かったです。
2年目は、1年目でできていなかったことがある程度わかっているはずなので、その論点の問題を重点的に解くとよいです。

管理人がやったのは、
計算問題や理論問題を解く⇒テキストを見て確認
をひたすら繰り返すことです。

面白味も目新しさも何もないのですが、これしかありません。
裏技があれば、管理人が教えてほしいくらいです。

本試験でできなかった問題の考え方の復習

本試験で出た問題は、形を変えてまた出てくる可能性があります。
そこで必要になってくるのが、そもそもの考え方です。

管理人の体験ですと、第64回法人税法の試験で理論問題で全く知らない問題が出てきました。
和解金や示談金の論点です。
ただ、これは結局のところ所得計算の帰属時期の問題でした。

ですから、法人税法では益金はいつ認識されるか、損金はいつ認識されるか、その条件は何か、といった基本的なことを押さえていれば、もしかしたら簡単にできていた問題だったのかもしれません。

これに限らず、ど忘れしてしまったところや、何となくしかわからなかったところも重点的に復習する必要があるでしょう。

税制改正を理解して、問題を解く

税法はほぼ毎年のように改正されていきます。
これがまた受験生泣かせです。

直近だと消費税法が大改正になりましたね。
税率が10%になり、しかも軽減税率が導入されたりと、もはや理解不能なほど複雑になってしまいました。

そうもいっていられないのが、試験の辛いところ。
なんとかして税制改正に追いつかなければなりません。

ただ、逆に言えば、税制改正の論点はほぼ確実に本試験で狙われるので、理解しておけば点数につながる可能性も高いということです。
ですから、税制改正部分を勉強することは、とても効率がいいことなのです。

予算をおさえた最適な勉強方法は?

時間とお金が潤沢にあれば、予備校に通って授業を受けるのがベストと思われます。
さきほどご紹介した、法人税法の和解金や示談金といった論点は、予備校の授業で見事的中した論点だったそうです。
(試験の後、周りの人が話しているのを聞きました。)

授業時間の長さや情報量では、やはり予備校の教室で授業を受けるのがベストといえるでしょう。

そうはいっても、時間もお金も限られている、という管理人のような人も多いことでしょう。
特に仕事をしながらだと、時間が全く取れない、という状況になりがちです。

管理人が試験勉強をしていた2013年頃は、教室受講ではない場合、予備校の配信する音声やWEB通信が主流でした。
どこでもできる反面、情報量がやや不足していたり、パソコンでしかできなかったりという弱点がありました。
もちろん、テキストや問題集を持ち歩かなければならなかったので、カバンがとても重くなるという欠点もあります。
それでも何とか勉強を進めていたという状況です。

しかし、今はWebラーニングが台頭してきています。

これはいつでもどこでも受講できるのは、従来と一緒ですが、今はスマートフォンに完全対応しており、文字通りどこでも授業が受けられます。
テキストや問題集も電子化されており、スマートフォンだけで完結することも可能です。

管理人がおすすめしたいのがスタディング税理士講座
です。

これは、以前は通勤講座というサービス名で、働きながら勉強する人が文字通り通勤時間などのスキマ時間をフルに活用して勉強することを目指したサービスです。

Webラーニングだからといって、決して内容が薄いわけではなく、管理人の経験からいっても充実したカリキュラムです。

そしてなによりも特筆すべきは、料金が格安ということです。
これは、大手予備校とスタディングの各コースの比較です。

スタディング 大原 TAC
簿財一括(1年コース) 69,980円 376,000円 376,000円
法人税法 59,980円 155,200円 172,000円
相続税法 59,980円 155,200円 160,000円

スタディングがいかに安いかがお分かりかと思います。

2年目で予算を押さえて勉強したい、というニーズには完全に合致しているのではないかと思います。

詳細は、スタディング税理士講座のサイトをご参照ください。
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