経理の仕事がつまらないと感じることは、実は意外とあると思います。
管理人自身、仕事がつまらないときと楽しいときというのは、実際よくあります。

そんな時、どんな心構えでいればいいのか、どんな風に面白くしていくのか、管理人の経験をもとにご紹介します。

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経理の仕事がつまらない3つの理由

経理の仕事がつまらないのは、管理人が考えるのはこれからご紹介する3つの理由が考えられます。
管理人自身がつまらないと感じるときはこんな時だなぁ、と振り返ってみました。

仕事内容が難しすぎるor簡単すぎる

まずこれ。
仕事のレベルが自分に合っていないと、とたんにつまらなくなります。
上場企業など求められるスキルが高すぎてついていけないとか、海外支店がたくさんあってやり方がわかりづらいといった難しい業務ばかりだと、自信もなくなってしまいます。

逆に、伝票チェックや会議資料作りのように誰でもできるような仕事ばかりでも、退屈でとてもつまらなくなります。

ちょうどいいレベルは人によっても違いますが、今の仕事が自分のレベルに合っていないとやる気も出ないし、成長の実感もありません。

自分のスキルと仕事のレベルがちょうどよくて、やる気が出ている状態をフロー状態といいます。

この状態に自分を持っていければ楽しく仕事ができるようになります。

仕事が単調

経理のイメージとして、仕事が単調というものがあります。
程度の差こそあれ、実際そうだと思います。

月間や年間のスケジュールが決まっていて、同じようなことを毎年やっているという感は否めません。

変化を好む人は、このような状態ではつまらないと感じてしまいます。

成果が見えにくい

経理は営業と違って、業績による成果はほとんどありません。
ノルマが無いのはプレッシャーがなくてよいのですが、逆にどんなに頑張っても評価が上がらない、ということもあったりします。

管理人の聞いた噂では、経理を含む管理部門はボーナスの評価がみんな一律真ん中という会社もあるようです。
噂なので真偽のほどはわかりませんが、あながち間違っていないのでは?と思えるリアリティがあります。

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経理の仕事を面白くする4つの方法

では、つまらないばかりで経理の仕事はやっぱり面白くないのか?と言われるとそうではありません。
心構えを一つ変えるだけで面白くできることはたくさんあります。

資格などの勉強をして知識を深める

まず最初は勉強をしてみるとよいです。
資格に限らず、経理関係の本を読んでみたり、セミナーに参加するのもよいでしょう。

要は知識をつけていくのです。
経理の仕事は、知識量の勝負という側面があります。
会計処理でも、知っていれば適切にできる、知らなければできない、という場面は多いです。

知識があれば、レベルの高い業務もこなせるようになるので、業務の幅が広がります。
その副作用というか副産物として、周りからの信頼も得られるようになります。

管理人は経理のけの字も知らない状態で、新卒で経理に配属になりました。
もちろん、仕訳もわからない勘定科目もわからない、わからないことだらけで、当然信用も全くありませんでした。

しかし、仕事に慣れていくにつれて答えられることも多くなり、最終的には「経理のことなら管理人に聞け」という評判を社内社外から得られるようになりました。
自慢をしたいわけではなく、誰でもそういう状態になれるということを言いたいのです。

それから、資格の勉強をして会計、税金の全体像を見渡せるようになり、転職も成功させました。

知識の量がダイレクトに仕事に反映されるので、知識を深めるというアプローチはおすすめですよ!

経営をやってみる

経理の仕事の醍醐味は、会社の数字が全て集まってくるということです。

この数字を利用して「自分が社長だったらどう動くかな?」と考えてみると、意外と楽しいですよ。
一人経営者ごっこです。

経理で数字を扱っていると、油断すると単なる集計屋さんになってしまいますが、経営者となるとそうはいきません。

  • この数字の意味は何だろうか?
  • 儲かってるのか儲かってないのか?
  • 今後の見通しはどうなるんだろう?

こんなことを考えながら、実績金額と向かい合うわけです。

本当の経営陣が間違った判断をしてしまっては大変ですが、あなたの頭の中では別に間違った判断をしても会社がつぶれるわけではないので気楽にやってみましょう!

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自分のやっていることをよりラクにできないか考えてみる

経理の仕事の多くは実際単調です。

ですので、それを逆手に取り、じゃあどこまでルーチンワークをラクにできるようになるか、を実践してみると楽しいです。
いわゆる業務改善とか業務効率化というものです。

管理人自身はめんどくさがりなので、ラクすることは大好きです。

  • 毎月作っている帳票を自動で作れるようにならないか
  • 入力項目を省略できないか
  • 紙でやりとりしている書類を電子化できないか

など、今、不満に思っていることを解消するという視点で改善していくんです。

自分の仕事もラクになり、他のことに時間を回せるようになって一石二鳥です。

転職を視野に入れて仕事をする

自社の中だけで仕事ができても、だんだんマンネリ化してきてしまいます。
そこで自問自答します。
「他社で通用するスキルが身に付くのか?」
「面接試験で胸を張って今の仕事のことを説明できるのか?」と。

もちろん、本当に転職する必要はないのですが、他社でも堂々と話せるような実績を積むことが大事です。
そうすると必然的に単純作業の比率を低めて、付加価値の高い業務を志向するようになります。

今の仕事を惰性で続けるか、問題意識を持ってどこでも通用するスキルや実績を積み重ねていこうという意識を持つのかで、仕事の取り組み方も違ってきます。

本当に転職できるだけのスキルや実績を身につけると、「いつでも転職できるよ!」と心に余裕ができて、今の会社にしがみつく必要もなくなるので、かえってのびのびと仕事ができるようになります。

その会社にしか居場所がない場合は、遠慮してしまいますが管理人も転職直前は、常識の範囲内で割と言いたいことを言ってきた気がします。

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まとめ

経理の仕事がつまらない、という人は意外と多いのではないでしょうか。
正直管理人も振り返ってみると、つまらないなと思う時も結構ありました。

今回ご紹介したような心構えで仕事をすると、少しは経理の面白さが見えてくるのではないかと思います。

ただ、ご紹介したのはあくまで仕事内容に絞ったことです。

職場環境自体が険悪だったり、会社として経理に単調な仕事しかさせないような場合は、いくら勉強して知識をつけようが、スキルや実績を積もうとしようが無駄になってしまいます。
そういう時は、異動だったり転職を検討した方が良いと思います。

経理専門の転職は、ジャスネットキャリアMS-JAPANという転職エージェントがおすすめです。
当サイトでもご紹介していますので、転職を考えている場合は登録してみるのもよいでしょう。
転職するしないに関わらずきっとよいアドバイスがもらえますよ。